日本のお金持ちランキングはどうなっている?トップ10を紹介
日本で一番のお金持ちは誰?
日本にも多くの資産家が存在します。長者番付は廃止されましたが、現在でもお金を多く稼いでいる人は様々なメディアで紹介されている有名人。今回は、日本のお金持ちランキングトップ10を紹介します。
第1位:柳井正 氏
ユニクロを展開しているファーストリテイリングの社長です。2兆円以上の資産を持っていると予測されており、日本一のお金持ちとなっています。今後もユニクロの展開はさらに進んでいくとされ、より多くの資産を形成していくことでしょう。
第2位:孫正義 氏
ソフトバンクの社長として、多くの人に知られています。こちらも資産は2兆円以上確保している他、事業の成功によって多くの収入がさらに得られる可能性があります。ただ、新型コロナウイルスの影響により、ソフトバンクグループの経営に多大な影響が及んでいるのは気になる部分です。
第3位:滝崎武光 氏
計測機器や自動計測機などを開発しているキーエンスの創業者です。現在は名誉会長として会社に残っていますが、社長は後退しています。こちらも資産は2兆円以上を確保しています。
第4位:佐治信忠 氏
サントリーホールディングスの会長で、2014年までは社長として企業を率いていました。資産は1兆円以上とされ、飲料系などを担当している事業者としては最高の資産を得ています。サントリーは安定性があるため、今後も資産が増える可能性はあります。
第5位:三木谷浩史 氏
言わずと知れた楽天のCEOです。楽天は事業を拡大させているため、今後も資産を増やす可能性が十分にあります。現在の資産は6,000億円ほどであり、上位に比べると多くの資産は保有していません。ただ、事業展開が激しくなっており、様々な方面でさらなる資産を形成する余地はあるでしょう。
第6位:重田康光 氏
光通信の会長であり、先代の社長として事業の拡大に広く貢献している人です。資産は6,000億円ほど保有しているとされ、事業規模などを考慮するとかなり大きな資産を持っています。現在も会長として多方面で活動しています。
第7位:高原慶一朗 氏
ユニ・チャームの創業者として、幅広い事業で活躍した人です。2018年に亡くなりましたが、その時に残されていた資産が5,000億円以上となり、2019年の長者番付でもランクインしています。現在は長男がユニ・チャームの社長として指揮を執っています。
第8位:森章 氏
森ビルの創業者として活躍し、多くの資産を形成しました。現在は会長として会社に残っています。不動産関連の事業で得られた資産がかなり多いものの、10年前に長者番付に名前が掲載された時より資産は減っています。
第9位:永守重信 氏
日本電産の創業者として活躍し、多くの資産を形成しています。2018年には上位にランクインしていたものの、資産を減らしたためランキングは下がりました。息子が他の会社の社長職で活躍しています。
第10位:毒島秀行 氏
パチンコメーカーの三共CEOです。この資産は父親が形成したものを引き継いでいるもので、実質的には親の資産となります。父親である創業者の毒島邦雄は、1代で三共を日本最大のパチンコメーカーにまで躍進させ、現在でも幅広いパチンコ台の開発を担当するまでになりました。
日本一のお金持ちランキング まとめ
日本のトップクラスにいる人は、現在大企業に成長した会社の創業者が多いですね。経営者としても一流ですが、資産を多く持っていることがわかります。資産を多く持っているのは、将来的なリスクを軽減させるためという部分もありますが、稼いだ金額で様々なものを資産化しているのも要因でしょう。
今後も上位は変動する可能性が十分にありますし、これから伸びてくる企業も当然あります。ランキングは年々変わっていくと予想されますが、新型コロナウイルスの影響で資産への影響はかなり出てくるとみられ、来年のランキングがどう変わるか、注目です。